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2005年12月 2日 (金)

ひとりでできることよりも・・・

今日、所属している障害者関係の団体の会報を発送するお手伝いに行って来ました。

いっしょに行った友だちと帰りにランチをしながら話したことは、リョウヘイのような自閉症児って、

どこまでひとりでできればいいのかな?

ということ。

たとえば、今、学校で先生から毎日のように言われているのは、「リョウヘイくんはお友だちがいればその子たちを見てできるのに、その子たちがいなくてひとりになると、できることもできなくなる」ということ。
個別支援学級はリョウヘイ含め3人で、あとのふたりは2年生なので、学年行事で交流級のほうに行ってしまうと、個別級はリョウヘイひとりになるのです。
そうなると、3人のときは自分でできていたことが、できなくなるらしいのです。
ひとりになると自信がなくなるのか、何か指示されたことを、できるはずのことでも自分でやらずに、先生のほうに助けを求めるのですが、先生は、「ひとりでできるんだから」と、手を貸さない、するとリョウヘイがパニックになって先生に向かって行くという悪循環・・・。

確かに、将来、グループホームなどで自立してほしいと思ったら、ある程度のことまでは自分でできなくてはならないでしょう。
いろいろなグループホームがあると思うけれど、肢体不自由でないなら、お風呂も食事も自分の部屋で個別に・・・というところが増えているとのこと。
今のリョウヘイを考えるととても無理な話です。

でも、もし指導員なりヘルパーさんなりが介助してくれれば、話は別です。
誰かの助けを借りれば、グループホームで暮らせると思うし、そうであってほしいとも思います。

リョウヘイは、一皿に盛ったおかずに手を出すことがなかなかできません。
一人分ずつお皿に分けてあればそれを迷わず食べるけど、一皿盛りになっていると、それに手を出していいのか、またはどれくらい食べていいのか、わからないようなのです。
そういうとき、「食べていいよ」とか「もっと食べていいよ」とか「あとはパパの分だよ」とか言ってあげれば、問題ないのです。
それを、こっちがわざわざリョウヘイにわかりにくい状況にしておいて、自分で判断して食べろ、と言うのは、かわいそうかな、と思ってしまうのです。
リョウヘイがわかりにくいことや不安なことがあるのなら、「ひとりでできるはず」のことでも、ちょっと声をかけてあげるなどすれば、それで済むんじゃないのかな~(もともとわかりやすくしてあげるのが一番だけど)と・・・。

それと同じで、学校でも、2年生のふたりがいなくて、リョウヘイが不安で先生を求めるとき、先生が一声かけてあげればできるのなら、それでいいのでは?と思ってしまうのです。

甘いかなぁ~?

どちらにしても、この子たちは誰かの手助けがなければ暮らしていけないのだから・・・。
無理に「ひとりで」「自分で」と言うよりも、「人の指示を聞ける」「人の助けを借りることができる」ことができたほうがいいと思うんです。
もちろん、自分の好きなときに好きなお菓子や本などをひとりで買いに行けたらどんなにいいだろうと思うけど、それをどれだけ練習したらどこまでできるようになるのか・・・。

自閉症児に、いわゆる「普通の社会」に合わせなさい、と言うのはとても酷なこと。
それでもこの「普通の社会」で暮らす以上、ワタシがリョウヘイに対して絶対に教えなければいけないと思うのは、人に危害を与えない、人を不快にさせない、最低限のルールとマナーだけ。
その最低限のルールとマナーを教えることさえ、どれだけ大変なことか・・・・。

もちろん、それなりの努力はするけれど、無理に「ひとりでできるように」がんばるよりは、指導員なりヘルパーさんなりにかわいがってもらえる人になってほしいな。

将来いい介護者に出会えることを祈る・・・。(って賭けか?)

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コメント

リョウヘイくんは慎重派なんだね。
ウチの子熊も慎重派ではあるんだけど、家ではいちいち私に聞くクセに、外では逆らしく、次に何をやるのか読めるときはすかさず行動に移そうとしては先生に「子熊~~~!まだ~~~~~っ!」と止められる事もしばしば・・という突っ走りタイプのようです。これも困り者で、学校で色々聞いたり連絡帳を読んではブッ飛んでます。寿命が縮む~~(泣)
グループホームはウチは将来的には作業所かデイケア施設を考えているので入る予定はないんだけど、入所やグループホームは世話人さんや職員による虐待や軽度の人が重度の人をいじめるという話もよく聞くので、慎重に選んだ方がいいと思います。今のグループホームは最重度の人でも入れるらしいのでヘルパーさんを付けたりしてでも自立した生活を望んでいる親御さんも多いんでしょうね。
先月、入所施設を見学したんだけど、ベットとロッカーだけの部屋にカレンダーのひとつも貼ってなくて物凄く無機質な印象を受けました。自分の体力が続く限りは自宅で面倒を見てやる!と思ってしまった私・・。う~~~ん、子熊が大きくなる頃には通所出来る施設はあるのだろうか??という心配から始まるのかも??トホホ。

投稿: もりくま | 2005年12月 5日 (月) 12:14

将来のことは心配だよね~。
入れる作業所があるかどうかもわからないし、虐待の話もよく聞くし・・・。
いかにいいヘルパーさんや世話人に出会うかがポイントというのはホント賭けみたいなものだ~。
それでもやっぱり自立はさせたいのだけど・・・。
子熊クンのことはブログで読ませてもらっているだけだけど、将来はひとりで暮らせそうなのでは・・?

この前、日産スタジアムで、秋にリョウヘイが実習させてもらった作業所の人たちとバッタリ会ったんですよ。
指導員の人たちが、利用者のみんなを連れて来ていたの。
土日の余暇まで面倒見てくれるなんていいなぁ~と思いました。
しかもマリノスの応援(だよね?)に連れて来てくれるなんてエライ!

投稿: タケちゃん | 2005年12月 5日 (月) 20:54

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