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2007年3月15日 (木)

『秒速5センチメートル』

まさやんの「One more time, One more chance」が主題歌になっているアニメーション映画『秒速5センチメートル』をKoniと観に行きました。



↓以下ネタバレあり

「秒速5センチメートル」というのは、桜の花びらが落ちる速度なんだそうです。
小学生時代に仲の良かった女の子・アカリをずっと思い続ける男の子・タカキのストーリー、3部作です。

第1話。東京に住む中学1年のタカキは鹿児島に引っ越すことになったのを機に、小学校の卒業式以来会っていなかったアカリに会いに、彼女が引っ越した栃木まで行く。ところが大雪で電車が大幅に遅れ、約束の時間より4時間半も遅れてしまう。しかし彼女は待っていた。電車もなくなってしまい、ふたりで一夜を共にし、翌朝別れる・・・。
第2話。鹿児島で高校生になったタカキを想う女の子・カナエの目線で描かれる。タカキはいつも優しく、いっしょにいてくれるが、自分のことは見ていないことを悟るカナエ。タカキは東京に戻り大学生になる。とうとうカナエは想いを伝えられなかった。
第3話。タカキもアカリも再び東京に暮している。一度踏切ですれ違った(本当に彼女だったかは定かではない)が、振り向いたとき電車が視界を遮っていた。電車が通り過ぎたとき、すでに彼女の姿はなかった。タカキは3年間付き合った女性がいるが、別れを言い渡される。アカリは結婚式を控えている・・・。それぞれの想いは・・・。

まず「One more~」のメロディーが流れてくるだけでジ~ン。そして映像が圧倒的に美しい。風景などがとても表情豊かなのです。このアニメを作るに当たっては、ロケハンを丁寧に行ったそうですが、本当に細部まで描かれていてまるで写真みたいな(でも写真よりずっと美しい)場面も多くありましたし、そのときの彼や彼女の心理描写でもあるのかもしれません。普段見慣れている場所、街中や駅の待合室や学校・・・さえ、なんだか美しくて、まさやんの「One more~」や「ピアノ」「妖精といた夏」などにあるような「路地裏の窓」や「工事現場のリフト」や「燃えないゴミの日」などがすごく美しい歌詞になっているのと通ずるものがあるかもしれないと思いました。
幼いがゆえの純粋な気持ちと、誰の上にも平等に流れる時間、そしてどうしようもない距離。ひとりの人を思い続けるのって、難しいし、だからこそ美しいのかもしれない・・・。

でもっ!!!私はストーリー的にはこの映画、ダメでした!すみません!きっとこの映画、男の人向けなんじゃないかな?男は女より“純”で“ロマンティスト”なんでしょ?(男はみんなそう言うよね)
素朴な疑問なんだけど、タカキは栃木でアカリと別れてから、彼女に対してどういう行動を取っていたのでしょうね?手紙書くよって言ってたけど、書いたのか?電話したのか?メールアドレス聞いてメールしたのか?努力してもダメだったのか、ただの自然消滅なのか?
その答えにもよりますが、まず基本的に、小学生のころから社会人になってまでずっとひとりの女性を想い続ける男の人なんて、おとなになりきれてないような気がしちゃいます。まぁ、普通ありえないですけどね。
逆にある程度おとなになってからの恋なら、素敵だと思えるんです。でも、小学生から社会人までずっとそんなじゃ、前に進めないし(次の恋とかいう意味でなく)、成長できないと思います。
女側から見た意見ですけど・・・。もしやるだけのことをやってそれでもダメだったのなら、キッパリ自分にけじめをつけてあきらめるか、あきらめられずに想い続けるのならほかの女の子に誤解させるような優しい態度取ったりしないでほしい。そうなのよ、優しい男って、時として悪い男より残酷なのよね!実際3年間付き合った彼女のことも傷つけているわけで。
そうそう、それと、中1で一晩家に帰らなくていいわけ?親はなんとも言わないの!?雪の中、小屋で一夜を明かしたら凍死するっちゅーねん!中1でキスするな!!!
・・・って、私ってば何怒ってんの(笑)
男の人が私の感想を聞いたら「これだから女は情緒がないよ・・・」って思うのかな(笑)
もっとも、このアニメ映画はストーリー重視ではないのかもしれませんけどね。


まぁともあれそんな感じで、ストーリー自体は「ありえないだろ・・・」って思ったんだけど、そんな中、ラストシーンでまさやんの「One more~」の歌声が流れたときは、その声の響きにググッときました。そして終わったあと、「ちょっとちょっと!あれが“私のまさやん”の「One more~」なのよ!感動したでしょ!?えっへん!!!」みたいな気持ちになっちゃいました。たぶん、観に来ていたみなさんも、あの歌の美しさ、せつなさ、強さ、そしてまさやんの歌声など、あらためて素晴らしい!と感じてくれたのではないでしょうか!?(アンタはまさやんの身内か)
まさやんの歌声が流れたときには、映像(第1話から第3話までの回想シーン)と相まってちょっと涙腺がゆるみました。

それほど「One more~」という曲の威力はすごいのです。まさやんは新海監督とのインタビューで、「この曲(One more~)は10周年ライブで歌い納めにしようかとも思った」というような感じのこと言っていたけど、とんでもない!!!
この曲はもうすでにスタンダードナンバー。ひとりの歌い手が、スタンダードになるほどの代表曲(しかもラブソングの)を持っていることってすごいことだと思うんです。そりゃもちろん、ほかのどの曲も素晴らしいけど。
まさやんが、この曲に対して、封印しようなんて思うほどのどんな思いがあるのか、私たちには計り知れないけれど、でも、やっぱり私たちにとっても大切な曲。まさやんにはずっと歌い続けてもらいたいものです。


今日はアニメおたく・・・イヤ、アニメファンみたいな人が多かったです。そういう人たちにとってはこの映画、どうだったのでしょうね。
まさやんファンもいたのかなぁ。
そういえば、まさやんの曲が流れてないときには寝てるヤツもいて・・・けしからん!(笑)




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コメント

こんばんは!
最近まさやんさんのこの曲が有線の週間ベストで流れていたので、なんでまた今頃?(書き方悪かったらごめんね。悪い意味ではなくてね、ご自分でまたセルフカバーとかして、CD出したのかな?っていう意味ね)と会社の同僚とすごく気になっていたのです。

この映画の主題歌になってるからなのね。納得納得。

まさやんさんのあの曲はすごく聞き心地がいいというか、おちつくというか、仕事しながら口ずさみながら、とっても癒されてます(笑)

だからまたヒットチャートに登場中なのですよ(笑)すごいね。

投稿: のん | 2007年3月16日 (金) 21:16

>のんさん

ご無沙汰しちゃってごめんね~!
いよいよ明日からファイナルだねーーー!ドキドキ。

まさやんの「One more~」、かかってる!?またヒットしてる!?
いいぞ!!!でも私全然街中で聴いたことがないよ~!(泣)
あの曲はまさやんには珍しい切々としたラブソングなのです。
「月とキャベツ」というまさやんの主演映画でも歌われているので、ぜひDVDで見てみてね!
・・・と、会社の同僚の方にも宣伝しといて下さいませ(笑)

来週から余裕ができそうなのでまた遊びに行くね~!

投稿: タケちゃん→のんさん | 2007年3月16日 (金) 23:25

タケちゃん、「秒速〜」観たのですね!私は観ようかどうか迷い中…

One more〜は山崎くんが世に出るキッカケになった曲だし、きっと多くのファンにとって特別な曲だよね。
私にとっても、初めて山崎くんの存在を知り、そして瞬時に恋に落ちてしまった(笑)、特別な曲です。月とキャベツが上映されていた当時、私は新宿で働いていたのですが、勤務の帰りに同僚と、何の気なしにテアトル新宿で観たのが月キャベでした。
あの時の衝撃と感動は今でも忘れられません!映画自体素晴らしかったのはもちろんなんだけど、花火、かっこよかった〜!いまだに時々、DVDを観返しますもん。

One moreは、ホントにホントにずーっと歌い続けてほしいですよね!あと私は名前のない鳥も大っ好きなので、山崎くんが「名前のない鳥は、もうちとせの歌」みたいな発言をしたときは、悲しかったです…

投稿: SHIE | 2007年3月18日 (日) 01:41

>SHIEさん

「秒速~」観ましたよ~!
私はアニメーション映画ってあまり観たことなくて、アニメについてはよくわからないんですが、ストーリーに限っていえば、う~ん・・・という感じでした・・・。
でも、まさやんの曲が入ると、これがあまりに効果的で、そこだけは泣けました!

まさやんがどう思っているのかわからないけど、やっぱり「One more~」は特別な曲だよね。
SHIEさんは何の気なしに「月キャベ」観たのですね。それってすごくラッキーだったよね!!!
「月キャベ」の花火のまさやんは本当にカッコいいもん!

え?まさやんってば「名前のない鳥」のこと、そんなこと言ってたの!?ダメ!あれはやっぱりまさやんの曲だーーっ!!!
私もあの曲大好き・・・。気がつくとやっぱり胸に手を当てて聴いているのよね・・(笑)

投稿: タケちゃん→SHIEさん | 2007年3月18日 (日) 23:24

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