« 「脱・過保護」宣言? | トップページ | 日曜日の夜は・・・。 »

2007年5月14日 (月)

『プルコギ』

今日はKoniと、“焼肉ムービー”『プルコギ』を観に、みなとみらいの109シネマズに行って来ました。

3番シアターに入ってみると、なんとお客さんは私たちを入れて10人・・・。
え~~~主題歌がすごくいいのに~~~!
・・・そうです、この映画の主題歌がまさやんの「NAVEL」なんです!だから観に行ったのですが、映画もなかなかよかったです。



↓ネタばれあり

日本中がTV番組“焼肉バトルロワイヤル”にクギ付けとなり、いまや焼肉は空前の大ブーム!そんな中、大手焼肉店「トラ王チェーン」は全国的な人気を誇っており、その御曹司のトラオは天才焼肉料理人として、焼肉バトルも連勝、その名を馳せていた。
その「トラ王」が唯一売上不振でアタマを悩ませている地区が北九州だった。なぜならそこには、地元で圧倒的な人気を誇る「プルコギ食堂」があったのだ。白肉(ホルモンなどの内臓)焼肉の達人・韓老人のもと店を切り盛りするのは、幼なじみのタツジとヨリ。タツジは幼い頃母を失くし、兄とも離れ離れになっていた。韓老人の達人の味を習得するべく修行に励んでいたタツジは、その合間に生き別れた兄を探していた。
プルコギ食堂を潰そうとやっきのトラ王チェーン。韓老人の死後、仇を取ろうとタツジはトラオに“究極の焼肉バトル”の挑戦状を叩きつける。タツジの伝説の味・白肉VSトラオの天才の味・赤肉のバトルはいかなる結末を迎えるのか・・・?

というあらすじ。

ストーリーのカギを握るのは、「ケンニップ」というエゴマの葉のキムチ。それはタツジが幼いころ母が作ってくれていたもので、タツジの料理で唯一褒められる料理でした。母が作ったのと同じように干し柿を隠し味にして作った、世界でただひとつだけの味だったはずなのですが・・・。

まぁ、最初からお話は読めてしまうものの、最後は気持ちよく見終わることができます。

この映画で一番よかったと思ったのが、タツジの幼なじみヨリ役の山田優ちゃん。まぁ~抜群のプロポーションがまぶしかったわ~。その健康的でイキイキとしたルックスもさることながら、タツジを理解し、支え、寄り添う、強くて可愛い女の子をフレッシュに演じていました。
そして、記者会見のときは「・・ったく、普通にしゃべれないのか?」と思った、タツジ役の松田龍平クン。しかしこの映画の松田クンはとてもよかったです。ちょっぴり頼りなさげで、でも素直で優しくて一生懸命で、韓老人の“白肉”料理を習得しようとがんばっている青年役。もっとクールでひねた役が似合う人なのだと思っていたけど、意外にこの役、合っていました。小倉弁もよかった。
トラオ役のARATAクンは初めて見たのですが、ちょっとオダギリジョーか要潤風な感じで男前でした。
韓老人役の田村高廣さんはこの映画が遺作となってしまったのですが、さすが!の風格でした。
ほかにも桃井かおり、田口トモロヲ、ムッシュかまやつ、倍賞美津子、津川雅彦、リリー・フランキー、竹内力などが脇を固め、それぞれが個性を発揮しています。

好きなシーンが3つありました。
まず、田村高廣演じる韓老人が、食事をしている幼いタツジとヨリに話しかけている回想場面。
「仲良くなりたかったらいっしょに飯を食うことだ。何を食べるかが大事なんじゃない、誰と何べん食べたかが大事なんだ。そうしていっしょに飯を食って、友だちや恋人や家族になっていくんだ」というようなことを語るのですが、そこでなぜか泣けちゃいました。
食べることってしあわせなことだけど、ひとりでおいしいものを食べたってつまらない。貧しい食事でも、誰かと食べることがしあわせなんだと思う。ま、たまにひとりだけでおいしいものを食べたいときもありますが(笑)。
次に、バトル終了後、トラオを追いかけるも見失って、うずくまるタツジを、ヨリが後ろから抱きしめ、何度も何度も髪や頬にキスするシーン。ここも泣けました。
そしてラストシーン。
屋台で焼肉を焼いているトラオのところにやって来たタツジ。「仲良くなりたかったら飯をいっしょに食うこと」と教えられたタツジが、「コプチャン2人前とビール1本」と注文すると、「うちはそういう肉は置いてないよ」と言うトラオ。「そういうのが食べたいならよその店に行ったほうがいい」とそっけなく言うのだけど、最後にはふたりで笑い出すのです。このあとまさやんの「NAVEL」が流れ始めるんですが、「僕の真ん中で抱きしめるのさ」という「NAVEL」の歌詞が、すごく生きているような気がしました。
やっぱりまさやんの歌はイイ!


さてさて、映画の帰り、お昼ごはんはやっぱり「焼肉」でしょう~~~!!!ってことになり、クイーンズスクエアのat!の「千山閣」というお店で「プルコギランチ」なるものをいただきました!『プルコギ』観た人ってみんなその後焼肉食べるだろうな・・・と思うくらい、映画の中の焼肉がおいしそうだったんだもん。

Dscf1957 Dscf1959

そしてこの「プルコギランチ」を友だちとおしゃべりしながら食べられるということは、すごくしあわせなことなんですよねぇ~。
やっぱり、「大切なことは、美味しいものを食べるより、ものを美味しく食べるということ(by山本益博氏・『プルコギ』プログラムより)」ですよね。

・・・とは言っても、お昼から女ふたりで焼肉っていうのも、なんだか色気がないかもねぇ~~~。




|

« 「脱・過保護」宣言? | トップページ | 日曜日の夜は・・・。 »

コメント

あ~っ、映画のあとに焼き肉食べてる~♪いいな~。
ワタシも昨日、見てきましたよ。焼き肉やがなくて、そのまま帰るしかなか
ったけど(悲)
「NAVEL」をしょっぱなから使われた(ラストにどかんといってほしかった)こと
に、少々憤りは感じたものの、映画は思った以上によかったですねぇ。
主人公が“真ん中”で抱きしめたもの、こんなにたくさんあったんだ。って。
ラストの兄弟のシーン、忘れられません。
2人で食べた肉はどっちかわからないけど、どっちでも、きっととても美味し
かったろうなぁ。
「何を食べるか」より「誰と食べるか」ですもんね♪

投稿: たま | 2007年5月17日 (木) 14:03

>たまさん

お~!たまさんも観てきましたか!
なかなかよかったですよね!
しょっぱなから流れた「NAVEL」には私もちょっと「!」でした。

「何を食べるか」より「誰と食べるか」。
ホント、好きな人たちと楽しくものを食べることってしあわせなことなんだな~ってつくづく思ったわ。

なんかまた焼肉食べたくなってきた・・・。
私は今まで「赤肉派」だったんだけど、「プルコギ」観たら「白肉」おいしそうだったね~!
私も、ホルモン、一日中ガムのように噛んでみたい・・・(笑)

それにしても、「アンジェラ」にしろ、「秒速5センチメートル」にしろ、「プルコギ」にしろ、お客さん少な・・・。

投稿: タケちゃん→たまさん | 2007年5月17日 (木) 23:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106274/15068948

この記事へのトラックバック一覧です: 『プルコギ』:

« 「脱・過保護」宣言? | トップページ | 日曜日の夜は・・・。 »