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2007年9月21日 (金)

『マラソン』

ドラマ「マラソン」、ゆうべ観て、今日またモエといっしょに観ました。

ちまたでは好評のようだけど、映画を4回も観ちゃってる私としては、ちょっと物足りない感じでした。
映画のほうは、決してお涙頂戴ではないのに、何度観てももう号泣というか、嗚咽が押さえられないくらい泣いちゃいます。
主人公役のチョ・スンウという俳優さんがめちゃくちゃ演技派なんです。


映画「マラソン」では・・・。


自閉症という障害を持つ20歳の青年チョウォン。コミュニケーション能力に欠けている彼に社会生活は難しく、常に母親のキョンスクが彼のそばにいた。
そんな中、息子が走っている間だけは楽しそうにしていることに気づき、走る才能を伸ばしてやりたいと考えたキョンスクは、かつて名ランナーとして知られたチョンウクにコーチを頼む。しかし、あまりに熱心な母の姿を見て彼は言う。「チョウォンにマラソンをさせるのは、母親の“エゴ”ではないのか」と・・・。



いつもチョウォンのことを考え、そばにいる母のキョンスクですが、若かったころは、自閉症と診断されたチョウォンを育てる自信がなくなり、絶望的になって、動物園でみずから息子の手を離してしまい、迷子にさせてしまいます。息子が見つかったときに「もう絶対離さない」と誓って、それからずっとチョウォンの手を離さずにいますが、コーチから、
「お母さんがチョウォンを走らせるのは、自分のエゴではないのか?」
「チョウォンがあなたを必要としてるんじゃなくて、あなたがチョウォンを必要としてるだけなんだ」
と言われてしまいます。
そして、チョウォンが、幼いころキョンスクが彼の手を離したことを覚えていて、彼の心の傷になっていたと知ったキョンスクは、コーチに言われたように、自分のエゴでチョウォンのそばにいてマラソンをさせていたのだと思い、マラソンをやめさせようとします。でも、チョウォンはひとりでマラソンに参加しようとします。キョンスクはそんなチョウォンを止めようとしますが、最後には手を離し、チョウォンは走り出します。
昔動物園で手を離したときと違って、マラソンのスタート地点で手を離したことはお互いの自立を表しています。

それから、もうホントに泣けて泣けてしょうがないシーンがあります。それは、シマウマが大好きな主人公チョウォンが、シマウマ柄のスカートをはいている女の人のお尻を触ってしまって、連れの男から殴られるシーン。
キョンスクがそれを必死で止めようとするとき、チョウォンが、「うちの子には障害があります!うちの子には障害があります!」と言うのです。チョウォンがそうやって問題を起こすたびに、お母さんがいつもそう言って必死でかばってきたのでしょう。だからチョウォンは、いつも母のキョンスクがこういう場面で言うセリフを言ったのです。


最後、マラソン大会のスタート地点で、母と子が手を離す場面は、チョウォンが小さい頃、動物園でお母さんが自分から息子の手を離して迷子にしてしまった、そのエピソードがあったからこそ、今手を離すことがどういう意味なのか生きてくるのに、ドラマではそういった場面がなかったのが残念。
“母親の自立”という面においてちょっと描写不足のような気がしました。なぜ母はマラソンを止めさせようとしたのか?も、ちょっと安易だった。
あとコーチの松岡クンが最初から熱血すぎやしないか?(松岡クン本人のイメージかしら)
最初はまったくやる気がなくテキトーにやっているコーチが、チョウォンの純粋さに触れてだんだんその気になっていくところとか、ふたりの気持ちが徐々に通じ合っていく、というところなども描写不足。
弟の立ち直りも早っ!!!ダンナも理解ありすぎ!!!


あ・・・すみません、ドラマに対して毒吐きすぎですね・・・。
それもこれも、映画と比べてしまうからであって、ひとつの独立したドラマとしてみたら、きっといいドラマだったんだと思います。映画とまったく同じものにしようということではないんですものね。
ニノも上手だったし。
ウチのすぐ近く(隣りの駅)が出てきて、「おっあそこだ」と思いながら観てました。

自分がぶつかった木や、泣いているお母さんの胸にバンソーコーを貼ってあげる主人公。ホント、優しいんですよね。
ウチのリョウヘイも、私が泣いているとそばに寄ってきて心配そうに私の顔をのぞき込んで、「いい子いい子」してくれます(←けっこう自慢)。
いつもは、抱きつくとイヤがるし(抱きつくな!)、「行ってきます」って言うときもそっぽ向いてバイバイしてるし、本当に私のこと“お母さん”って思ってくれてるのかなぁ・・って心配になることもあるんだけど・・・。
でもだからこそ、目が合ったときに「ニコッ」と笑ってくれるとすごく嬉しかったりして・・・。


ただ、私もこの「マラソン」のお母さんと同じように、「この子より一日だけ長生きすること」は願いではあるけれど、こんなふうにこの子にだけすべてを賭けるような生き方はしてないし、したくもないなぁ~。
「逆に兄弟のほうに余計に目をかけてあげなさい」って、訓練会の先生方から耳にタコができるほど言われてきたし、自分も自分の楽しみを持って楽しく生きていきたいし、基本は家族みんなが元気でしあわせでいるにはどうしたらいいかっていうことだと思うのです・・・。結局それがリョウヘイのためだと思うの・・・。
私ってけっこう子離れできてるんじゃない?

またまたミーハーな自己を正当化してる・・・という声が聞こえてきそう・・・・・?




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コメント

じっくりは 遅い夕飯やらで時間的に観ることができなかったけど
ドラマを観ていたら あのお母さんの一生懸命さとか
どうしても タケちゃんとかぶってかぶって。。。
二宮君もりょうちゃんに見えて。。。
がんばれ~と 応援したくなりました。
映画のほうが よさそうね。
観ようかな!!

投稿: ちいちゃん | 2007年9月23日 (日) 22:31

前に、「光とともに」ってやってたでしょ?
篠原涼子と小林聡美主演のドラマ。
「マラソン」を観ていて、何度もそのドラマのことを思い出した。
「光とともに」では、何度も何度も泣かされたんだ。
私ね、どっちのドラマでも共通してるんだけど、
お母さんの気持ちを思うと切なくなるって言うか、苦しくなるって言うか。
そういう場面で涙が出てきちゃうんだよね。
今の塾でも同じ。
お母さんたちのことをすごく考えちゃうの。
「光とともに」で、自閉症の息子が迷子になって見つかったことがわかったとき、篠原涼子が先生に言った言葉。
「私、光と会った時に嬉しくて駆け出していってしまうかもしれません。
光のことを抱きしめてしまうかもしれません。もし駆け出しそうになったら止めて下さい。そんなことをしたら光は、驚いて興奮してしまうから。
歩き回って疲れている光をこれ以上疲れさせたくないから」って。
光は、漂々とした顔で帰ってくるんだよね。お母さんは、じっと耐えて光のことを見てるだけなの。
お母さんは抱きしめたかっただろうなぁ。光に「お母さん。怖かったよ」って泣きついてほしいだろうなぁ、って思ったらなんだか心がぎゅっと苦しくなった。
「マラソン」は、私も“親と子、それぞれの自立”を描いたものだと思って観てたよ。あのドラマはたまたま主人公が自閉症の男の子だったけど、別にどんな子でもよかったって思う。障害があろうとなかろうと、親と子が自立する必要性ってのはかわらないし。
特に親は、子離れするのは難しいのかもね。でも、しなくちゃいけない。そのために、お母さんやお父さんも自分の人生を大切に、自分の人生を楽しまなきゃいけない。そう思う。
学校で働いてるときも思ったんだ。家族を支援することが、間接的に学生自身のしあわせに繋がる、って。それって、在宅介護とかだと特にそうだと思うの。
家族の心にゆとりがあると、介護を要する人への接し方にもゆとりが出てくる。
なんだか話がそれてる気がするけど、まぁいっか。
まとめると、タケちゃんはこれからも、まさやんとマリノスと阪神に夢中になっちゃいなさいってコト!

つーか、いま確認してびっくり。文章なげぇ~。

投稿: りょう | 2007年9月24日 (月) 00:24

「マラソン」観ました。確かに少し物足りなかったかな・・・
二宮君の演技が上手かったぶん残念に思います。
『子離れする母親の気持ち』や『最後、母と子が手を離す意味』とかもっと、ちゃんと描いてほしかったです。
でもレースの途中で苦しくなった時、手を差し伸べる母親を思い出してまた走る続けるシーン・・・
うちの長男も苦しい時や辛い時に私を思い出してくれるのかな・・・と思うと涙が出ました。

映画を観た後、友達と
「何か一つ、特技があれば・・・」
「字が書けたら・・・」
「数を数えられたら・・・」
そして「一般就職出来る位の高いレベルがあれば・・・」
という話が出て少しブルーになったんですけど今回のドラマを観て
また同じ事を思ってしまいました。
長男も少しずつだけど成長してるし色んな可能性だってあると信じてるんですけど・・・
長男が持っている力を少しでも良い方向に伸ばせるように親としてもちろん頑張っていくつもり。
でも、やっぱり、どうしたら家族が楽しく元気に幸せに暮らしていけるか・・・というのが一番だと思います!
そのためには、まずはCCレモンホールのチケットをゲットするのだ~~~!もし取れなかったら家族に八つ当たりしそうだ・・・(最低だな私)

投稿: シナモン | 2007年9月24日 (月) 23:37

>ちいちゃん

ぜひぜひ映画も観てみて~!
そうなんだよね~!って感じよ~。
障害児の親じゃなくても、「子離れ」ってひとつのテーマだよね。
私の目標・・・リョウヘイを自立させて夜遊びする!!!


投稿: タケちゃん→ちいちゃん | 2007年9月28日 (金) 12:39

>りょうちん


「光とともに」も見てた?さすがりょうちん。
昔、リョウヘイ(3歳くらいのとき)が迷子になったとき、たまたま近くを通った学生さんが「あの子ヘンだな」って思っていっしょに私を探してくれたらしいのね。リョウヘイはもちろんママを探すなんてアタマはなくて・・・。
で、学生さんに手をつながれて歩いてきたリョウヘイを見つけたとき、思わず抱きしめてしまった~!
リョウヘイは抱きしめられるとビックリしちゃうんだけどね。
そんなのすっ飛んじゃって。
そのときはパニックになってて、学生さんの名前も聞かず・・・ホント、今すっごくお礼したいよ~!!!
手をつなぐのも嫌いだったリョウヘイだけど、今思うとあの学生さんによくおとなしく手をつながれてたなぁ・・・。

それにしても、お母さんや家族のことを考えて支援したいというのもさすがりょうちん!
昔は、その子のことを考えるあまり「お母さんががんばらなきゃ!」って言う考えがあって、すっごく毎日の課題が多かったの。
確かに小さいうちから人まかせにしてはいけないし、基本のしつけとか身辺自立とかは親ががんばらなくちゃいけないんだけどね。
でも、お母さんだって疲れてしまうんだよね。そうすると家族全体が暗くなっちゃう。
だからそうやって家族全体のことを考えてくれる人がいるとうれしい!

・・ってことで・・・
いいの?いいのね?
私がまさやんとマリノスと阪神と五十嵐クンとアンに熱中してても?

投稿: タケちゃん→りょうちん | 2007年9月28日 (金) 12:54

>シナモンさん

本当に、この子たちって親に対して愛情持ってくれてるのかな・・・って思っちゃうこともあるよね。
でもきっと苦しいときはママを思ってくれてると信じたい・・・。
ウチのダンナが言ってたんだけど、電車にリョウヘイとふたりで乗って、わざと離れていると、時々「パパいるかな」って確認するんだって。「やっぱり親といると安心なんだな」って言ってた。
そんなことぐらいでも嬉しかったりして。もう高校生なのにね。

シナモンさんの息子さんはまだこれから可能性がいっぱいありますよ!私が聞いてる限りでも、ずいぶん成長したな~なんて思うもん!
そしてやっぱりママが元気でいないとね!

・・ってなワケでCCレモンホールのチケット(やっぱそれかい)。
どう?ゲットできそう?
八つ当たりされるのも家族ならではだけど(自己中?)、でも取れること祈ってます!

投稿: タケちゃん→シナモンさん | 2007年9月28日 (金) 13:02

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