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2007年12月20日 (木)

伝わってくるもの

まだまさやん病は続く・・・。今日もまさやんのお話です。


以前「音楽の才能」という記事でも書いたのですが、おなじみの料理研究家のケンタロウさんは、ミュージシャンの才能が欲しかったそうです。
「山崎まさよしのギターの才能を授けてくれるのなら、体重100kgになってもいいから欲しい」とのこと。
そして、「ケンタロウと秘密の料理道具箱」という本の中には、次のようなエピソードが載っています。

自分がいちばんなりたいものはミュージシャンだ。それは断言できる。だからギターはほぼ毎晩かき鳴らすのだけれど、うまいかと問われると答えにつまる。毎晩弾いているわりには一向に上達していない。
そんなことを思わせたのはミュージシャンのMくんだ。
Mくんが家に遊びに来たときに何気なくギターを弾いた。
おれはびっくりしてキッチンから飛び出した。なんて素晴らしい音色のギターを彼は持参したのかと。
しかし彼が手にしていたのはおれのギターだった。
ああ、ギターってこんな音がするのか。ショックで声も出なかった。買ってから数年来、おれは自分のギターの本当の音を出すことができなかったのだ。
そのとき以来、プロのミュージシャンを夢見ることはない。

去年だったか、この「Mくん」はまさやんのことだと話題になったことがありました。
私は料理の本(注・“料理”ではない)や雑貨が好きだから、ケンタロウさんの本はいろいろ持っていて、彼のブログ(最近あんまり書いてないけど)もたまに読ませてもらいますが、彼が書いたいろいろなものの中で、このエピソードと文章が一番好きです。
そして、包丁やフライパンを持たせたらもちろん、相当な料理上手のまさやんもケンタロウさんには敵わないんだろうと思うと、それもまたいいなと思うのです。


私にはギターの知識なんて何もないし、ましてテクニックのことなんて全然わかりません。でも、まさやんがちょっとつまびくギターの音色がとても綺麗だとはいつも思います。
今回のライブでも、最後にブルースを弾いてくれる場面があるのですが、本当に、「あぁ、ギターってすごく綺麗な音が出る楽器なんだな」と思うのです。

まさやんは、「いかれたBaby」のことを、メロディーも歌詞もシンプルだけど深い思いが伝わってくる」と言っていたけど、まさやんの「コイン」や「僕はここにいる」などもそうだと思う。「気づいたら君の名前を呼んでいる・・・」とか、「うまく君の名を呼べないよ」という歌詞から、彼が彼女を本当に好きなんだということが伝わってきます。
そして、まさやんにはギターもあるんですよね。まさやんのギターって、素人の私にも伝わってくるんです。ブルースハープもピアノもそう。
音楽の詳しい知識はなくても、理屈抜きにグッとくるような、何か訴えかけてくるもの、何か伝わってくるものがあるのです。


ちょっと話が違うかもしれないけど、昔てっちゃんと結婚する前、ちょっとだけ「この人でいいのか」迷っていたことがありました(もちろん向こうもそうだったかもしれませんが)。
ある日渋谷の喫茶店で話していて、何かの洋楽が流れてきたとき、てっちゃんが「あぁ~すごくきれいなメロディーだなぁ」って言ったのを聞いて、この人とだったら結婚できるかも、と思ったのを覚えています。
てっちゃんはイギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンが一番大好きで、私とは趣味が全然合わないような気がします。でも、「山崎のこの曲のここんトコ、いいよねぇ~!」と言うのを聞いていると、けっこう合うような気もするし・・・。
そんなわけで私は、てっちゃんに音楽の才能はまったくないと思うけど、てっちゃんの音楽を聴く耳はけっこう信頼しています。というとエラそうだけど(笑)、伝わってくるものをキャッチするところが私と似ているというか。夫婦って、たとえば音楽じゃなくても、きっと何かで、どこかに同じものを感じているのかもしれないですね。

そんなてっちゃん、レッド・ツェッペリンの一夜限りの再結成コンサートにあの“エリカ様”が招待されたということに対して、いまだに毎日ブゥブゥ言っております・・・。





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コメント

まさやん病が高じて、ついにギターに手を出してしまったプーケイです(^^ゞ
何の知識もないけど、ギターの音色っていいなぁって思ってしまって。。。
しか~し、お年のせいか四苦八苦!(年のせいにしちゃダメね!)
自分で満足するまでは諦めないぞ~と日々まさよし曲を練習。
ホント、まさやんはいろいろと影響を与えてくれる罪作りなお方です♪

投稿: プーケイ | 2007年12月20日 (木) 22:39

>プーケイさん

プーケイさん、すごい!
でもその気持ち、わかりますーーー!!!
私もブルースハープ吹きたくて本買ったんですけど、まさやんの曲はすごく難しくて上級者向けだっていうからあっさりあきらめちゃった(笑)
ギターも弾けたらすばらしいですよね!
いつの日か、プーケイさんライブをぜひ!

投稿: タケちゃん→プーケイさん | 2007年12月21日 (金) 17:35

はじめまして。
ちょこさんのところから飛んでまいりました。
あんまりいいお話だったんで、読みいってしまいました。
同じ楽器なのに、弾く人によってどうしてああも音色が違うんでしょうね。
ケンタロウさんとまさやんの関係、なんだかとってもいいですよね。

投稿: 夕顔 | 2007年12月21日 (金) 19:58

>夕顔さん

ようこそ!コメントありがとうございました!

ホントにね、なぜかまさやんが弾くギターの音色が一番きれいに聞こえちゃいます。
ケンタロウさんのお話、そのときの情景が浮かんできますよね。
まさやんは何気なく弾いただけなんだろうけど・・・。

新曲も楽しみですね!なんたって郷ひろみに挑戦ですから!(笑)

まさやんのことばかり書いているわけではないんですが、よかったらまた遊びに来て下さいね♪
私もまたお邪魔します!

投稿: タケちゃん→夕顔さん | 2007年12月21日 (金) 21:32

この本、ワタシも持ってま~す♪すんごい嬉しくなる一節ですよねっ。
ギターって、ほんとに奥が深い。
ワタシもまったく詳しくないけど、ギターのオフ会に出ることがあって、そこ
でいつも学ぶんです。まさよしくんと同じ音を出すことが、どれだけ難しい
かってこと。信じられないことをするって、みんなよく言ってます。
あの6弦の中にある、無限の可能性というのかな。
そういうのを、彼はかなりたくさん発見してて、存分に活用してるのかも。
だから、ケンタロウくんのギターも美し~く奏でちゃうんだろな。
ニクイやつめ。愛いやつめ。

投稿: たま | 2007年12月22日 (土) 12:08

>たまさん

このお話いいですよね!
まさやんとケンタロウさんらしくって。

たまさんは楽器やってるから、まさやんのギターの音を出すことがどれほど難しいことか、なおさら感じるんでしょうね。
そうか、6弦しかないんだよねぇ。
そこにある可能性を、まさやんはまだまだこれからも発見していくんでしょうね。
まさやんのギターって、単に技術的にうまいというだけじゃなくて、なんか神秘的なものを感じてしまうんですよね。
「実に非論理的だ(byガリレオ)」って言われちゃいそうだけど(笑)

投稿: タケちゃん→たまさん | 2007年12月22日 (土) 21:29

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