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2008年1月30日 (水)

おウチ映画館 『バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式~』

これは面白かった。笑えました!
この「バブル」な時代を経験したことのある人のほうが、やはりより楽しめると思います。「あ~そうそう!あったあった!」なんて言いながらね。
制作はホイチョイプロダクションです。


2007年。やっと回復に転じたと思われていた日本の景気。だが、その実態は、国の借金は800兆円、しかも金利で毎日900億円ずつ膨らんでいた。少子高齢化、大手銀行や大企業の連鎖的倒産、貧富の差の拡大、多数の失業者と治安の悪化など、日本の崩壊は免れない。
この破滅のシナリオを打破するために、財務省大臣官房経済政策課に勤める下川路功(阿部寛)は、極秘で奇想天外な計画を進めていた。
そのころ、元カレの作った借金返済に追われるフリーター・田中真弓(広末涼子)の元に母・真理子(薬師丸ひろ子)の訃報が届く。葬儀の後、真弓の前に下川路が現れ、真弓に、実は真理子は死んだのではなく、バブル崩壊の危機を救うため自作のタイムマシンで1990年にタイムトラベルし行方不明になっている、という事実を打ち明ける。
そして、下川路に依頼され、日本経済と母を救うため、真弓はドラム式洗濯機のタイムマシンに乗り、1990年3月のバブル時代へと向かう・・・・・・



なんといっても、阿部寛と広末涼子のふたりがイイ。
阿部寛演じる下川路は、2007年ではクラいヤツなんですが、1990年の彼は「約束はしたが守るとは言ってない」が口癖の女たらしの遊び人。初めはヒロスエ演じる真弓を口説いていたのに、真弓が自分と真理子との娘だと知ると、急に説教くさいオヤジに変身するところなんて面白かった。
ヒロスエってお子さんいるんですよね?22~3歳の役だったんだけど全然違和感なくて、「ありえなくない?」とか「これ、ヤバイ!」などの若者言葉もハマってるし、プロポーションもスリムだし、1990年ではみんなから浮きまくってるダンスも決まってたしで(クラブではああいうダンスなんですね・・・へぇ~)、今まで別にいいと思ってなかったヒロスエですが、この映画は彼女の魅力全開という感じ。やんちゃで元気な現代っ子を好演していました。

戻る時代が「バブル期」というのがよかった。非常にインパクトのある時代だし、ネタには事欠かない。今とは全てが違って当たり前の江戸時代や明治時代じゃなくて、17年前、という微妙な過去だから、その感覚のズレに笑えるんでしょうね。
ワンレン、ボディコン、ソバージュ、太眉、ティラミス、ティファニーのオープンハート、ポケベル、ディスコ、六本木スクエアビル・・・・・そうそう、そんな時代でした。音楽はクール&ザ・ギャング、M.C.ハマー、プリプリやリンドバーグも流れていました。CMは鷲尾いさ子の鉄骨娘や今井美樹。W浅野が流行って、トレンディドラマのような部屋に住む・・・。映画の中にはそのような懐かしい小物、場所、ファッションなどがたくさん出てきます。
また、芸能人など本人がたくさん出て来て、真弓が、飯島愛に「あなた本書くと売れるよ!」とか、飯島直子に「あなた缶コーヒーのCMに出るといい!」とか、ラモスに「ドーハではロスタイムのコーナーキックに気をつけて!」とかアドバイスするのも笑えました。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のパロディが挟んであったりするのも楽しかったです。

この映画、バブルの、今思えば恥ずかしいぐらいのハイテンションぶりを揶揄しているとも取れるけど、ホイチョイプロダクションとしてはどういうことを言いたかったんだろ。
また、陰謀家の芹沢局長(伊武雅刀)をやっつけて2007年に戻ると、以前の2007年とは歴史が変わっていて、
「約束はしたが守るとは言ってない」が口癖の下川路がなんと総理大臣になっているのだけど、それって風刺なのかな?考え過ぎ?
そんなことは考えないで、ただバカバカしさを面白がるのが正解なのかな。とすれば、映画に何か意味付けを求める人には向かない映画かもしれません。


私の1990年3月といえば・・・。リョウヘイがおなかにいました。バブル期というのが1996年から1991年ぐらいまでだとすると、私はOL時代~新婚時代~新米ママ時代という変化に富んだ時期をバブル期に過ごしていたことになります。
バブルだからといってお金がたくさんあったわけじゃないけど、ふたりで働いていたから、今みたいに10円でも安い大根を買いに走る!なんてことはなかった・・・
(涙)
クイーン・アリスで食事したり、夏休みはハワイに行ったりしてた・・・あれがウチレベルのバブルっていうものだったのかしら・・・(タメイキ)

それにしても、私からすれば17年前なんてついこの間・・・って感じなんだけど(笑)、そのころまだ駅が自動改札じゃなかったとか、まだJリーグがなかったとかって、「そうだっけ~!?」とあらためてすごく驚きました。
パソコンや携帯電話のない時代・・・。
私ってば、そんな時代に当たり前に生きていたのですねぇ~。
っていうか、言いたくないけど、DVDやビデオや・・・CDだってない時代に生きていたときもあったのよね・・・。はぁ。またしてもタメイキ。

さてさて、17年後の私が今の時代を振り返ったとき、2008年をどう思うんでしょう。
そのためにも今の時代を記録しておかないとね。






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コメント

おもしろそうだね、この映画。私も今度観てみようかしら。
バブルねぇ。そんな時代もあったよね。悲しいかな、私にもわかるよ、この時代のことが。

ワンレン・ボディコンてことは、ジュリアナの時代ってこと?やけに派手な扇子を持ってお立ち台で踊ってる人たちがいた時代?
17年前って言ったら、私はまだ中学生だったんだなぁ。思いっきり反抗期を迎えていた頃だ。当時の友達とは、今でもまだ遊んだりしてる。
過ぎてみると17年なんて、あっという間なんだね。

ワンレンもボディコンもそうだけど、当時の人々はそれをカッコイイと思ってやってたわけでしょ。今となっちゃ笑えるけど。よく芸能人がデビュー当時の映像を出されて「やめて~」とか言ってるのと同じだよね。
一生懸命カッコつけてた自分のことを滑稽に思ったりするんだよね。
なんだか人ってかわいいね。

投稿: りょう | 2008年1月31日 (木) 00:17

>りょうちん

ウンウン、おもしろかったよ~~!
そうそう、お立ち台よ!ま、お立ち台で踊る人って、私は実際には見たことないんだけどね。

でもさぁ~バブル期にりょうちんは中学生か。
私は結婚してた・・・
いつもりょうちんと話しててトシを感じることはあまりないんだけど(これがずーずーしいのか?)、そう考えるとりょうちんと私ってトシが離れているんだね・・・(凹)

ホント、昔の自分ってなんであんなに恥ずかしいんだろう。
わずか一年前の自分の写真でさえ、見ると「なんでこんなダサいの」って思う。
今日の自分も一年後に見たら「ダサッ」って思うんだろうね。
でも、「きゃ~若い!肌なんてピチピチだわ」と思うことはあっても、「このころはよかった・・・このころに戻りたい」って思うことはあんまりないんだよねぇ。
やっぱりポジティブなのかな!?

投稿: タケちゃん→りょうちん | 2008年1月31日 (木) 10:11

これ、テレビでやりましたよね♪ワタシも見ましたよん。
いやー、17年前はフツーだったことが、今あんなに笑えるなんて。
ワタシもばりばり、バブル世代。当時は独身(次の年に結婚)お気楽OL
でございました。
映画ほど派手なことはなかったけど、社員旅行でシンガポールとか、飲み
会は基本銀座のワインバーで全額男性持ちとか、あ、友達とクイーンアリス
も行ったーっ。美味かったー!
・・・てことは、やっぱり何気に、バブルの恩恵受けてたのかも(^ ^ゞ

ジュリアナは行けなかったなー。敷居高くて。
でも、ソバージュにボディコンはやってました♪前髪立てたりもしてました。
吹石一恵ちゃんほどのナイスバディでは全然なかったけど。
そんなカッコも、恥ずかしげもなくできたあの頃。若かった・・・(しみじみ)

バブル時代って、みんな何がしかの思い出話ありますよねっ。
そうそう、音楽はカセットテープのウォークマン(うひゃ~)で聴いてたし。
PCもケータイもなくても生きていけた。あぁなつかしすぎる。
タケちゃん、やっぱり同世代だぁ\(^o^)/

そんなバブルOLも17年後は、全身ユニクロorジャスコのおばちゃんです(寂)
「バブルへGO!」に笑いながらも、ちょびっとせつなくなったりして。
これから17年後は・・・どうなるんでしょねぇ。うー、まだ考えたくないっ(^ ^;;;

投稿: たま | 2008年1月31日 (木) 14:45

こんにちは。
コメントありがとうございましたー。
タケちゃんのご長男さんも、障害をお持ちなんですか。
知りませんで~~。
うちは中3で、生まれつき「脳性まひ」の障害があるんですよ。
手術で歩けるようになって、今は地元中学に通ってますが
中2のときにいじめにあって、それからちょっと学校がしんどかった
時期がありました。
そんな時期にまさやんの音楽とであったんですね。
まさしく、お子様がきっかけでした。彼の作品の中の
「弱さも汚さも全部包み込むような優しさ」に、どれだけ救われた
ことか。人間は良きもの、強い心だけでは成立しないんですね。
そんなこんなで、今があります。
丁度進路ですったもんだがあり、またも修行させられていますよ。

こんな私ですが、これからもよろしくです。


よければ、私のアメブロにメッセージいただけたら
嬉しいです。

投稿: 月ママ | 2008年1月31日 (木) 16:39

>たまさん

この時代に独身OLだったたまさん、まさに「バブル世代」と認定~!!!
そうそう、そのときは全然わからなかったけど、思い出してみると、何気に私たちもバブルだったんだね、きっと。
私も「ジュリアナ」は行ったことなかったけど、ダンナとケンカしてディスコ行って夜遊びしまくって家に帰らなかったときも何度かありましたわ。
そしてソバージュにボディコン!前髪も立ててたよ~!!!
カセットのウォークマンも持ってた~!
わーいわーいたまさんといっしょだ!

ホント、バブル時代を思い出すとなんかせつないよねぇ~
あの頃に戻りたいとは思わないけど、ああいう時代を過ごしてきたということはけっこういい経験になったかも。
あ~でもやっぱりもう一度クイーンアリスで食事したいかな(笑)

投稿: タケちゃん→たまさん | 2008年1月31日 (木) 17:08

>月ママさん

こんにちは!
昨日、コメント入れて消えちゃったかと思ってました~
よかった、ちゃんと入ってたんですね。
アメブロにメッセージするにはどうすればいいのですか?
すみません、どうも慣れてなくて。
あとでもう一度行ってみますね!

ウチのリョウヘイは自閉症という障害があります。
言葉なんてほとんどないし、字だってほとんど書けないんです・・・
でも、親も子もいろんな人に支えられて、そして私はまさやんの歌に元気をもらって・・・なんとかここまで来ました。
このブログにも、まさやんファンで、かつ障害児のお母さんが何人か来て下さいますが、みなさんやはりまさやんの歌に力をもらってるみたいですね。

月ママさんのブログ、昔の記事も読ませていただいてる最中ですが、息子さんとってもしっかりしていらっしゃいますよね。
つらいときもあったのでしょうけど、本当に子どもの成長する力ってすごいなと改めて感心しました。

これからも子どものこと、まさやんのこと・・・いっぱいおしゃべりしましょうね♪どうぞよろしくお願いします。

投稿: タケちゃん→月ママさん | 2008年1月31日 (木) 17:19

観た観ました!テレビで 途中から!!
面白かったですね。
私は 後から あの料亭の池に落としちゃった携帯は
どうなったのだろうとか ふっと 思い出して 考えたり、
やくし○ひろちゃんが あの役やるのね。と
感無量。。って オーバーかな?
ほんと テンポもよくて 楽しい映画でしたね。
ヒロスエちゃん 舞台でもがんばっていました。
ぶりっこ卒業ってことかな?

投稿: ちいちゃん | 2008年1月31日 (木) 19:51

>ちいちゃん

ちいちゃんも観たぁ?
DVD借りたすぐあとにテレビでもやっててショックでした(笑)

そういえばあの携帯どうなったんだろう・・・
今の時代、携帯を忘れただけでパニックだけど、考えてみればついこの間(?)まで携帯なんて持ってなかったのよね。
薬師丸ひろ子は最近ママ役ばっかりだね!
薬師丸といえば「セーラー服と機関銃」のイメージが強くて。「三丁目の夕日」とか「1リットルの涙」のときはなんか感慨深かった~。

ヒロスエは舞台もやっているの?
昔はプッツンな行動が多くて「?」って感じだったけど、最近のほうがいいね。
でも子持ちには見えないよ~~~!

投稿: タケちゃん→ちいちゃん | 2008年1月31日 (木) 21:34

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