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2008年6月12日 (木)

修行しないと・・・

リョウヘイの実習も4日目。

昨日今日と見学に行って来ました。
小さいころはよくポテトサラダや豚汁をいっしょに作ったものですが、最近は全然やっていなかったので、さぞや何もできないだろうな~と思っていました。
でも見学に行って、リョウヘイをかなり見直しました。

本当はおにぎりを作って販売するのは金曜日だけなのですが、私の見学日に合わせて、今日のみんなのお昼のメニューをおにぎりにして下さったとのこと。
鮭、梅、ネギ味噌のおにぎりがあって、リョウヘイはネギ味噌担当です。
まず炊いたごはんをハカリで量って1個分の決まった分量に分けていき(リョウヘイはここだけ指導員の方に手伝っていただきました)、それをおにぎりの型に入れます。上から押し型で押して型からはずし、おにぎりを作ります。一度に5コできます。型にごはんを入れるのも、押すのも、けっこうコツがいるらしく、あまりギュウギュウ押してもダメだし、押し方が足りないとボロボロ崩れてしまいます。
次に、刻みネギと味噌とみりんとごま油を混ぜたネギ味噌を塗って、オーブンで焼きます。このネギ味噌を均等に塗るのも、オーブンの扱いも、なかなか難しそうでした。
できあがったおにぎりはセロファン(フィルムシートというのかな?)で包むのですが、これが一番難しいだろう・・・と思いきや、リョウヘイはサクサクッと包んでいました。「え~すごい!うまい~!」と思わず親バカぶり炸裂。
記念にひとついただいて帰りました。食べるのガマンしてパパにも見せようっと。

ほかの利用者のみなさんは、さすがに熟練していて、サラダの材料を切るのも、おにぎりを作るのも、手際よくキレイに作っていました。みんな真面目なんですよね。いい意味でもこだわりがあるので、職人さんぽいというか、すごく自分の仕事に熱心で、自分なりのプライドがあるようです。

障害のある息子が働いている場面を見るというのは、けっこうグッとくるものがあります。だって、私たちが当たり前にフツーにやっていること、たとえばマスクをつけることひとつが、あの子にとってどれほど大変か、わかっているから・・・。
まぁ本人には「働いている」という意識はそんなにないのかもしれないけど・・・。


それにしても、今日つくづく思ったこと。
指導員の方を見ていると、本当~~~に我慢強い。根気があります。
リョウヘイがどんなにやることが遅くても、ボーッとしていても、わからないという様子を見せていても、じっと待っています。なんでもすぐに手や口を出さずに、本人が自分で考えることを大事にしています。「わからないんだな」と思っても、すぐに教えてしまわずに、「教えて下さい」と言うまで待っています。時々リョウヘイが、何かわからないときにイライラして足をドンドン踏みならしたりしていても、指導員の方は平然と待っています。
私には無理!
家だったらリョウヘイは飛び蹴りを喰らっているでしょう。

子育てって誰でもそうだと思いますが、特にリョウヘイみたいな子を育てるにはガマン強くないとダメなのよね・・・。
「お母さんと私たちじゃ立場が違うんだからしょうがないわよ~」と先生は言ってくれたけど・・・。
自分が改めて修行しないといかんな・・・としみじみ思った私でした・・・。






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コメント

忍耐・・。ホントにそうなんだよねー。
ウチの息子のやってることは、エアコンの「シロッコファン」の
組み立て作業です。肢体障害者にとって、手先を使う組み立ては
かなり困難だと思われますが、先生方が我慢強く指導してくれて
最初の日は6個しかできなかったけど、今日は16個完成したよ、と
話してくれました。
どんな作業でも、やってみなければわからない。
働いてお金を得ることの難しさ。皆真面目に取り組んでるようです。
まだ15歳の彼だけど、貴重な経験をさせてもらってるんだなーと
思いました。

投稿: 月ママ | 2008年6月12日 (木) 22:51

>月ママさん

エアコン部品の組み立て作業とは難しそうですね。
でもがんばってるんだね!
1日で10個も多くできるようになったなんて、昨日より今日、今日より明日と、確実に進歩してるもんね。
リョウヘイも、3歩進んで2歩下がることもあるけど、1歩ずつ進んでるんだな~って、見学していて思いました。
作業の体験は貴重だよね。

今週は私もなんだか緊張した~。
やっぱり学校と働く場所は全然違うのね・・・なんて今さらながら思いましたわ・・・。

投稿: タケちゃん→月ママさん | 2008年6月13日 (金) 09:22

実習がんばっているんですね。
うちの子は自閉傾向がかなり強いから、初めてのことは大の苦手。
まず1日は建物やスタッフの方に馴染むことから始まります。
それから、少しずつ作業を覚えるようです。
これから実習が始まりますが、どうなることやらと不安だらけ。
今まで培った力を発揮できたらいいなぁー。

待ってあげること、大切ですね。
わかっちゃいるけど、ついつい口が出て、手が出て。。。時には足が。
修行が足りんなー。

投稿: プーケイ | 2008年6月13日 (金) 13:13

>プーケイさん

私も実習前はすごく不安で、こっちが緊張していましたが、始まってみると、子どもって親が思っているより成長しているんだな~という感じでした。
ウチも初めてのことは苦手なんですが、スタッフの方もそれは十分承知しているみたいでした。
実習の間、リョウヘイなりに自分でいろいろ考えていたみたいです。
自閉症の子ってマイペースで人のことは気遣えないって言うけど、一応トイレの順番なんかも遠慮して一番最後まで待っていたみたいだし(笑)

しかし指導員さんはつくづく我慢強いです。
指導員さんと親は違うとはいえ、せめて“足”は出さないように気をつけようっと!(笑)

投稿: タケちゃん→プーケイさん | 2008年6月13日 (金) 23:13

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