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2008年10月30日 (木)

原作とドラマ

今期のドラマはミステリーが多いみたいですね。私は、「チーム・バチスタの栄光」、「流星の絆」、「ブラッディ・マンデイ」、「SCANDAL」を見ています。月9の「イノセント・ラヴ」と蔵之介(馴れ馴れしいってば)初主演の「ギラギラ」は録画しているけど見るかどうかは考え中。「イノセント・ラヴ」はこれでもかってくらい「オレの真希(byてっちゃん)」が不幸になりそうだし、ユージンがね・・・。「SCANDAL」もこのまま見続けるか迷い中・・・。「ブラッディ・マンデイ」もコワクて毎回ドキドキして疲れちゃうからなぁ・・・。

「チーム・バチスタの栄光」「流星の絆」は両方とも原作を読んだのでドラマも見てみたのですが・・・。
原作のドラマ化って微妙ですよね。そもそも、原作に忠実にドラマを作ってはいけないものなんでしょうか?まぁ、「ドラマや映画が全部原作とまったく同じ」なんていうほうが珍しいワケだし、脚本やキャスティングの意外性などが面白いんだと言われればそうなんですけどね。東野圭吾氏は、「どんなふうに変えてもいいけど、トリックだけは変えないで」とだけ注文しているそうです。
トリックや犯人は当然変えてはいけないと思いますが、私は、セリフやシチュエーションなどは変えてもいいけど(ポイントになるところは別として)、そのお話の「空気」というか、「世界観」というか、そういうのはやっぱり守ってほしいと思うのです。

「流星の絆」は賛否両論を呼んでいるそうです。当然TBSとしても想定内でしょうが。
あのお話をコメディーにする必要性があるの?単に「一味違うものにしたかった」ってこと?私はクドカンのことはあまり知らないのですが、ちまたの評判どおり彼の脚本は面白いのだとしても、そして百歩譲ってコメディー仕立てにするにしても、「流星の絆」に関しては、あの笑いのセンスがまったく私と合わない。第一回のあの“ポストイット”のやりとりとか、ストーリーに全然関係ないのにしつこかったし。そう、なんかしつこいと思っちゃうんですよ。お話のテンポを乱してるって感じで。功一(ニノ)のキャラも、あんなふうにしちゃっていいのか?
子ども時代を演じる3人の子役たちがけなげですごくいい演技をしているだけに、なんか大人になってからの3人のおちゃらけぶりが残念に思えてしまう。そのギャップを狙ってるんでしょうかね?ジャニーズファンの人たちはあのギャグで「ニノ、かわいい~♪」なんて思うんでしょうけど。

「チーム・バチスタの栄光」は、原作そのものがミステリーとしては「専門家じゃなきゃわからん!」っていう部分があるのですが、小説としては面白かったです。
しかしドラマでは、なんと原作とは結末が違うって話じゃないですか!いいのか?一応ミステリーなのにそんなことして?
主人公もキャラ違うし、あと鳴海先生が宮川大輔ってのもな~(笑)。仲村トオルの役どころは面白いです。映画ではこの役を阿部寛がやったそうで、やっぱり「そこだけは原作どおりのブ男にしてはダメ!(自分勝手~・笑)」っていう私みたいなヤツが多いのかしら。
映画は観てないけど、評判はどうだったのかな。

・・・まぁしかし、秋ドラマもまだ3話目ぐらいだから。これで最後まで見たときに、「やっぱりこういう手法だからこその良さがあったかな」と思えることを期待して、一応どちらも最後まで見るつもりです。


そういえば、「奇跡の人」は、ドラマを見てから真保裕一氏の原作を読みました。
ドラマと原作はかなり違っていました。原作も傑作で、読み終わったあと涙が止まりませんでした。でも、「奇跡の人」は私にとってはもちろん「初めにドラマありきの原作」であって、読んでいても克己=まさやんだったので、冷静な判断はできてないと思うけど(笑)。
ただ、ドラマのほうが派手でハードなストーリー展開だったけど、過去を知る前の純粋で優しい克己と過去の「ワル」だった克己との対比や、克己が過去の自分を知りたいと心から願いつつも、過去の自分を知るにつれ怖れを感じていく・・・という心理描写などは、ドラマでも描けていたかなって思います。それから克己が「ワル」になった理由も、ドラマのほうが納得できる。恋愛に関する設定は原作とは全然違うけど、記憶が戻らなくても聡子に固執する原作の克己と、記憶が戻っても聡子に対する愛情が今ひとつ蘇って来ずに康子への愛情は変わらないドラマの克己と・・・。どちらが現実的なのかわからないけど、どちらもわかる気がするのです。
原作のファンだった人はドラマを見てどう思ったのかな。

読者や視聴者っていうのは(私だけかもしれないけど)勝手なもので、先に目にしたもののほうが、あとに目にしたものより良いと思ってしまうフシがあるような気がします(最初から「駄作!」と思った場合は別ですが)。特に原作がいいと思ったとき、ドラマや映画見るとガッカリすることが多い。
だから私の場合、すごく面白かったものや、大好きなものがドラマ化・映画化されるときは、それなりに覚悟して、期待してはいけないのかもしれませんね~。


さて。
私が「流星の絆」よりずっと面白いと思った同じく東野圭吾の「容疑者Xの献身」、この週末映画を観に行くんだけど。
期待しないでおいたほうがいいのよね?

・・・でも福山ちゃんと堤真一・・・。
やっぱり期待しちゃうよね~~~!!!




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コメント

私が生まれて初めて読んだ小説って、きっと「ぼくらの七日間戦争」だったと思うんだよなぁ。で、「本っておもしろい!」ということを知ったわけ。それまで、本ていうのは、「読む」のではなく「読まされる」ものであり、おもしろさの対極にあるものと思ってたから。「本=勉強」みたいなイメージがあったんだよね。でも、初めて読んだ本がおもしろくなかったら、本好きになるの難しいだろうねぇ。
でね、原作と、それが映像化されたもののギャップを初めて教えてくれたのも同作。宮沢りえだったかなぁ、主演。本を読んだ時のワクワク感はなかったんだよねぇ。それ以来、おもしろいと思った本は、映像化されたとしても見るべからずと思ってきたの。
でも、どっちもおもしろいのもあったよ!原作も映画もオススメだからぜひ試してみて欲しい。

浅田次郎の「椿山課長の七日間」

これはねぇ、私のまわりで読んだ人みんなが「おもしろい」って言ってるよ。本も映画も超泣ける。「人ってあったかいな」という気持ちにさせてくれるんだわ。

それと、「花より男子」も期待を裏切らなかったね~。ドラマを見るまで、松潤て好きじゃなかったんだ。濃いんだもん(笑)でも、ドラマですっかりハマった!

今期のドラマはひとつも見てないや。ブラッディマンデイとかみたかったんだけどなぁ。

投稿: りょう | 2008年10月30日 (木) 18:44

原作読んでから見る派ですーー。
奇跡の人も真保さんの原作を、先に読みました。
こっちはストーリーの殆どが克己の独白部分で成り立っていて
心理的な葛藤がすごく多いです。これを忠実にドラマ化するにはかなり
ムリがあるだろうな、と思いました。
複雑な内面を表現するにはかなり、高度な演技力がないとね。
ドラマは「見せるもの」なので、リアクションも派手だし。
かなり原作とは異なっていたので、びっくりしたのですが、
山崎まさよし、という人を実に魅力的に描ききってくれたので
すごくよかったのではないでしょうか。

↑のりょうさんの紹介されてる「椿山課長・・」は、映像化されたものは
見てないんですが、原作はすっごくよかったです。
なんたって浅田さんだもんね。
この方は日本で屈指のストーリーテラーとして、実にたくさんの作品が
映像化され、多くの賞を頂いてます。

そういえば、「明日の喜多善男」も今年度上半期の「ドラマ大賞」を
授与しましたね。
これについては珍しく、原作よりよかったなーーと思いました。
今の時勢を見つめた、とっても鋭くまた温かい作品だったね。
ドラマは視聴率のみにあらず!です~~

投稿: 月ママ | 2008年10月30日 (木) 19:43

容疑者Xよかった。堤さんよかった。
堤さんファンだから。
原作読んでないけど(読んでないから?)ドキドキワクワクほろりとできた。

堤さんファンだけどクライマーズハイは行かなかった。
原作と、ドラマがすっごいよかったから。
2時間の枠の中では、細かなエピソードは省かれる運命で、私の好きな本編の流れとは直接関わらない、でも、新聞記者とか報道ってことにおいては外すことのできない(と私には思われる)エピソードが省かれていたし、堤さんが原作のイメージよりかっこよすぎたから。(堺雅人は、イメージどおりなんだけど)

その昔の東野作品「秘密」は原作の方がよかったな。エンディングの驚愕のネタも、同じことを言っていても文章だけの方がインパクト強かったし、主演ヒロスエだったし。^_^;

朝っぱらからこんなことをやっている場合じゃないのに!!
映画楽しんできてね。

投稿: 和音0323 | 2008年10月31日 (金) 06:40

「容疑者Xの献身」聞くところによると、かなり、映画も原作に忠実に描かれて
るらしいですよん。
ワタシはまっさらな状態で見たんでもう、号泣でしたぁ。
個人的には、この映画については原作はあとのほうがいいんでは・・・?
と思ったけど、タケちゃんはもう読んでるんですよね。映画はどう思ったかなぁ。

原作のあるものをテレビドラマにする場合って、肝心なとこ以外は変えるもの、
という考え方がそもそも、制作側にあると聞いたことがあります。
もちろん、原作者の許可あってのことだけど。
そのままだと不特定多数に見せられない(テレビの規約とかの事情で)場合
もあるだろうし、あとは、より大勢の人に見やすくするため。
やっぱり、視聴率とってナンボの世界だし。
「流星の絆」も、そんな事情等あるのでは?ワタシはあのドラマの作り方は
好きですよん。

「奇跡の人」は、制作側と真保さんの間でドラマ化にあたってトラブルがあった
という噂がありますね。そのためにクレジットは「原作」でなく「原案」止まりに
なったとか。確かにいい原作だったもんなぁ。まさよしくんにはこっちの克己も
イケたんじゃないかなぁ。まぁ、アレはアレで彼の魅力全開なんですけどね。

原作は原作、映像は映像って、分けて考えたほうがいいんでしょうねつまりは。
ワタシはなるべく、そう思うようにしてます。あまり原作読まないけど(オイ)
でもでもっ。どーしても、原作がいい!ってモノも、あったりして。
「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」
ビターでオトナな原作を、激甘なコドモ向けにされた悔しさは、10年以上たっ
た今も忘れられません(^ ^;

投稿: たま | 2008年10月31日 (金) 12:48

>りょうちん

えーーーっ! 「ぼくらの七日間戦争」ってさぁ、私にとってはつい最近だよ・・・。世代の違いを感じる~~~!!!(涙)
私が初めてドラマ化にがっかりしたのは、夏目漱石の「坊ちゃん」だったと思う。(時代を感じさせるね・・・)
中村雅俊が主人公の坊ちゃんを演じてたんだけど、「原作の坊ちゃんと全然違う!」って思ったの。

「花男」は映画は観てないけど、マンガも読んだしドラマもみんな見た。初めは松潤~?って思ったけど、もうすっかり慣れたわ(笑)
マンガ原作の映画では、「天然コケッコー」がけっこうおススメかな。なんていうことない話なんだけど、岡田将生クンがカッコいいのよ♪

「椿山課長の七日間」は読んでない。さっそく読んでみるね!
そうそう、この間教えてもらったやつも読んだので感想書きがてら近々メールするね♪
読書家のりょうちん、これからも何かおススメあったら教えてね!

投稿: タケちゃん→りょうちん | 2008年10月31日 (金) 12:54

>月ママさん

確かに「奇跡の人」は真保さんの原作どおりにドラマ化するのは難しいかもしれませんね。
私はいきなりドラマ見て、すっかりまさやんにハマってからそのあとで原作を読んだので、読んでいてもまさやんと戸田菜穂の顔しか浮かんでこなくて困りました(笑)
今でも、戸田菜穂はじめ、豊原功補とか勝村政信とか北村一輝とかが他のドラマに出ていると、なんだか応援したくなっちゃうの。
私って相当あのドラマに影響されてるんだな~って思います。

そしてこちらも読書家の月ママさん。
その月ママさんも「椿山課長・・」おススメなのね。読んでみます!

え!「あし喜多」ってドラマ大賞なんですか!
すごい!なんか嬉しいですよね、ああいうドラマが受賞するのは・・・。
でも原作は読んでない・・・「自由死刑」でしたっけ?こちらも読んでみよう!!!


投稿: タケちゃん→月ママさん | 2008年10月31日 (金) 13:15

>和音0323さん

朝っぱらからコメントありがと(笑)

容疑者X観たのね~!!!よかったのね~!!!
うわ~楽しみになってきた!
私も堤さんけっこう好き♪
原作ではアタマの薄いブ男って設定なんだけど・・・堤さんだったらますます感情移入しちゃいそう~!(ドラマが原作と違うとか言って怒ってるくせしてこういうトコだけ・・・)

「クライマーズハイ」は原作もドラマも映画も見てないや。
映画の宣伝見たら堤さんかっこよかったけど原作はあんなにカッコよくないの?
「秘密」は映画は観てないけど原作は面白かった!!!
東野圭吾って昔のほうがよかったような気がするな~。
でも容疑者Xは原作面白かったよ。
やっぱり映画期待しちゃうわ~!!!


投稿: タケちゃん→和音0323さん | 2008年10月31日 (金) 13:40

>たまさん

「肝心なとこ以外は変えるもの」っていうのが基本なのかぁ、なるほど、考えてみればそうなのかもね。
テレビドラマはなんといっても視聴率ですもんね。
「流星の絆」も視聴率今回の中ではけっこういいみたいです。
そういえばたまさんはクドカンとかいろんな脚本とかにも詳しいもんね。
私は今んとこダメだけど、一応最後まで見てみます!

「奇跡の人」ってそんなトラブルがあったのですか。
ドラマ、けっこう原作と変わっていたもんね。
「どんどん変えちゃっていいよ」っていう原作者と、「絶対に原作を守りたい」っていう原作者がいるのかなぁ。
原作者が後者みたいな人ばかりだったら、ドラマや映画なんてなくなっちゃうね。

やっぱりたまさんが言うように、原作は原作、映像は映像って、分けて考えないとダメなんでしょうね。
そうか、原作を読まなければ問題ないのか(オイ)

「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」って両方とも紫門ふみ?
私原作は読んでないんだ~。ドラマはどっちも見ましたが。「あすなろ白書」のときはキムタク好きだったんで・・・。
そうなんだ。もっと大人向けだったのね。原作読んでみようかしら。

投稿: タケちゃん→たまさん | 2008年10月31日 (金) 13:58

原作とドラマの話は別として、今秋クールは従来のミーハー路線に戻って(笑)毎日ドラマを堪能しています。それでも、タケちゃんと見ている番組や評価が違ったりしているのがまた面白いとこかな。

僕が見ているのは、月曜「イノセント・ラブ」、火曜「チーム・バチスタの栄光」、水曜「OLにっぽん」、木曜「風のガーデン」、金曜「流星の絆」、土曜「ジャッジⅡ」などです。以下、僕の評価。

本命◎「風のガーデン」。倉本聰による富良野三部作・最終章。末期ガンの有名医大麻酔医の主人公の姿が、富良野の美しい風景を背景に描かれる、生と死を見つめた重厚な人間ドラマ。2年の歳月をかけ実際に富良野に造成した”ブリティッシュ・ガーデン”が見所。主人公を中井貴一が、その父の開業医を緒形拳が好演している。

対抗○「チーム・バチスタの栄光」。原作は読んでいないが、バチスタ手術の連続した術中死は単なる偶然なのか、医療過誤なのか、はたまた殺人なのか、ミステリー要素の加わった医療ドラマは、展開のテンポが実に小気味よい。伊藤淳史と仲村トオルの役どころもハマっている。

単穴▲「ジャッジⅡ」。昨秋放送された「ジャッジ 島の裁判官奮闘記」の続編。南海の小島にある小さな裁判所で一人の裁判官が、刑事・民事・家事・少年の全ての事件を担当し孤軍奮闘する姿を描く。NHKらしい?真面目な作りで好感がもてる。

着△「イノセント・ラブ」。「オレの真希(byてっちゃん)」ではなく、僕の真希ちゃんが、過酷な運命の十字架を背負わされる姿が痛々しく切ない。果たしてピュアなラブストーリーに明日はあるのか、気になるところ。「ユージンがね・・・」は分かる。

というところで、ドラマも中盤。これからの展開に目が離せませんね。

投稿: むろちゃん | 2008年11月 9日 (日) 17:18

>むろちゃん

今クールのドラマは、むろちゃんいっぱい見てますね!
それでこそむろちゃん(笑)

「風のガーデン」いいですか?
倉本聰のドラマって見たことないんですよね・・・って言うとビックリされるんだけど・・・
富良野の”ブリティッシュ・ガーデン”は見てみたい。
神木クンが自閉症の子を演じているんですか?
緒形拳サンは最後まで演じられたのですか?

「チーム・バチスタの栄光」仲村トオルの役どころ、いいですよね。
でも原作と犯人違うのかなぁ~?それが気になるから最後まで見ます。

「ジャッジⅡ」は見ていないけど、NHKっぽい感じですよね。
主人公が「孤軍奮闘」するお話が多いところなんか。
見ればよかったかな。

「イノセント・ラブ」はあれから見てません。
一応録画してるんで、最終回終わってからのむろちゃんの感想を聞いてから見ることにしようかな(笑)
っていうか、「むろちゃんの真希ちゃん」ですかぁ~!(笑)

どのドラマもこれからの展開に期待です。終わったらまた感想聞かせて下さいね!

投稿: タケちゃん→むろちゃん | 2008年11月 9日 (日) 18:18

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