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2009年4月 6日 (月)

『ハルフウェイ』

前々から観たかった『ハルフウェイ』。やっと観て来ました。
私が好きな岡田将生クンが出ているんですもの。そしてあの脚本家の北川悦吏子さんの初監督作品であり、岩井俊二×小林武史プロデュース作品でもあります。


北海道に住む高校3年生のヒロは、同じ学校の同い年のシュウのことが、「彼の半径25メートル以内に近づくと、ひゅーッてなる。・・・こんなんじゃ壊れちゃうよ。」というくらい好きでたまらない。なんとある日、そのシュウから「付き合ってくれませんか」と言われてしまった!幸せいっぱいのヒロ。ところが、卒業は目の前に迫り、シュウは東京の早稲田大学を志望していた・・・。


なんてことない、フツーの高校生のカップルの映画です。ストーリーと呼べるほどのストーリーはありません。ただほんのちょっとだけ、恋をすることで成長する若いふたりのお話。
・・・でもでも、青春なんですーーーーーーっ!!!(叫)
パンフレットで紫門ふみさんが、「青春時代の恋とは、“お互いが、お互いのことをどれだけ好きか”だけが課題である」と言っていますが、まったくそのとおりです。
相手のことだけ、自分たちのことだけ考えていればよい時代の恋。それこそ、本当に純粋な恋なのでしょうね。も、戻りたい・・・。

好きな人のそばにいたい。ヒロはそんな思いから、シュウに「東京に行かないで」と言います。シュウは悩んだ末に、早稲田を受けるのを断念します。それを聞いた担任の先生は、「今のことだけ考えすぎてないかな。人生は思ってるより長いぜ」とアドバイスしますが、シュウは「わかってます。でも、今も大事だから。」と言って、ヒロのそばにいることを決意します。ヒロはそれを聞いて喜ぶのですが、だんだん「これでいいのかな・・・」と思うようになり、いざ行かないと言われると、今度は行ってほしいような気もして・・・。信頼する書道の先生に相談し、「東京行くって決めてたのに告白するなんて」とグチをこぼすと、先生は、「男ってそういうものだよ。後先考えて行動する男なんて男じゃない(ここのセリフ、好き)。好きだ!と思ったら言っちゃうんだよ」と言います。
ヒロはさんざん悩んだ挙句、シュウの担任に「この人を早稲田に行かせてあげて下さい!」と頼みます。

ヒロを演じる北乃きいは、普通の、ホントに普通の女の子をうまく演じていました。普通の、誰かをすごーく好きになった高校生の女の子ってあんな感じなんだと思う。好きなのに、イヤとってもとっても好きだからこそ、ワガママで、相手を思いやるよりも「そばにいたい」という気持ちが一番になっちゃう。つまらないことでヤキモチを焼いてプンプンしちゃう。「受験まで会うのやめよう」とシュウに言われて、「いいよ」といったあと「やっぱりやだ」って言っちゃう。勉強中なのわかってて、邪魔になるってわかってて、電話しちゃう。何にも特に用事もないのに、迷惑かなって思うのに、嫌われちゃったらどうしようって思うのに、どうしても声が聞きたくなっちゃう。
・・・こういうことって、昔しょっちゅうありませんでした?(笑)

そしてまた、シュウを演じる岡田クンがとにかくカッコいい。ただ制服のポケットに手をつっこんでいるだけなのに、サマになってます。
そしてシュウはカッコよくてバスケもうまくて、とってもモテる男の子なのに、すごくちゃんとした子なのです。
ヒロの気持ちに応えようと、一度は早稲田をあきらめるシュウ。でも、今とにかくそばにいたくて、彼のことしか考えられないヒロとはちょっと違って、将来のことも考えています。そして、離れ離れになるのをわかってて告白したシュウを責め、マフラーを引っ張ったり枯れ葉をまき散らしたりして困らせるヒロに対して、決して声を荒げたり言い訳したりしません。
勉強中に電話がかかってきてちょっと迷惑だと思っても、「いい加減にしろよ!」なんて言わずに、同じ空を見ながら話をする。すごく優しいんです!!!言葉少なでクールに見えて実は優しい。これぞ少女マンガの王道の男の子!

北海道の自然もキレイでよかったな~。
それから、ふたりの良き相談相手の先生ふたり(成宮寛貴と大沢たかお)がイイ。あんなお兄さんみたいな先生だったら何でも相談しちゃう。
それから、ふたりの親友、タスク(溝端淳平)とメメ(仲里依紗)もフレッシュでよかったです。
しかしどんだけルックス偏差値の高い学校なの!!!

北海道と東京・・・離れ離れになったふたり、その後はどうなるのでしょう・・・
たぶんいずれ別れる・・・かな。どうだろう。
遠距離恋愛って、どうなんだろう。その年齢にも、シチュエーションにもよると思うけど。
“会えない時間が愛育てるのさ by Hiromi Go「よろしく哀愁」”なのか、“遠く離れてしまえば愛は終わると言った byチューリップ「心の旅」”なのか・・・・・・。

いずれにしても、それはまだ物語の途中(ハルフウェイ)なのです・・・・・・。








 

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コメント

>・・・こういうことって、昔しょっちゅうありませんでした?(笑)

ありました,ありました!!うぅ・・なつかしいよぉ。もうそんな思いをすることってないんだろうなぁ。「ハルフウェイ」観たくなりました。

うちの娘が今そのまっただ中で,まさよし似の彼と。
春休み中はちょこっと出かけて家まで送ってもらったりして,ハッピーオーラ出まくりだったんだけど,昨日は一緒に帰る約束をすっぽかされて怒ってて。クラスも離れちゃったから楽しみにしてたのに,電話もこない。自分から電話するのはいやだしって。まさにヒロみたいな状態。
私は娘と一緒になって怒ったり喜んだりしていて,気がつくとまさよし似の彼のことばかり考えてる。(こわっ!)自分が恋愛してる気になってるかも。これってまずいですよね。きっとひまなのね。ということで,私もタケちゃんじゃないけどDVDでも大量に借りてきて映画デーにしますかっ!

リョウヘイくん,社会人デビューよかったですね(^^)
新しい生活に慣れるまで親子ともすごーく疲れると思います。
休めるとき休んで体いたわってあげてくださいね。応援してます。

 

投稿: こめ | 2009年4月 7日 (火) 09:36

>こめさん

ありましたよね!(笑)
「あぁ、こんなこと言ったら嫌われちゃう・・」と思いながらも、理性ではどうにもできなくて、「こんなこと言うはずじゃないのに・・」と思いながらもどんどん変なこと言っちゃって、ドロ沼にはまっちゃう。
若いころは自分を押さえることってすごく難しいですよね(イヤ今もだけど)。

お嬢さんは今そんな青春まっただ中なんですね(うらやましい・・・)。
まさやん似のカレ、単に忘れただけだったのでしょ?
いつもいつも女の子のことばかり考えている男の子より、それくらいのほうがタイプの私・・・な~んて、自分がその立場だったらそんなふうに冷静には思えないんだけどね・・・。

女の子のママは、娘の恋愛を通して自分が恋愛している気分になっちゃうらしいですね。私の友だちにもいますよ~!
私も早くそんな気分になってみたい・・・。


リョウヘイのこと、ありがとうございます!
今はリョウヘイも私も疲れ気味ですが、まさやんの歌声を聴いてがんばります!

投稿: タケちゃん→こめさん | 2009年4月 7日 (火) 16:06

タケちゃんは「ハルフウェイ」の岡田くんね。ワタシは「ホノカアボーイ」にした♪
なぜならば。自分にね、ハルフウェイみたいなね、さわやかな時代がね、なか
ったからー!きっと、激しく悔しくなっちゃう(^ ^;
戻れるとしたら、中学あたりからやり直したいかなぁ。そのころだったらもう少し
北乃きいちゃんに近づけた(気持ちだけは)かも?あうう。
ヘンにオトナぶった、可愛げない高校生でしたの。思い出しても顔から火が(^ ^ゞ
なので、今になって、まさよしくんやら愛人の方々(笑)やら、いろんなヒトに甘酸
っぱい思いを抱かせてもらってます。これはこれでイタいね(恥)

そうだ。春は新生活スタートの季節ですね。
そして、ちょっとカラダも疲れやすい季節。
息子さんも、タケちゃんも、元気に乗り越えられますように♪

それにしても。
岡田将生くん、いいねぇ。これからが楽しみ♪♪

投稿: たま | 2009年4月 8日 (水) 15:03

>たまさん

今たまさんトコに行ってたの!
「ホノカアボーイ」観たくなった~~~!!!

たまさんは高校時代「北乃きいちゃん」じゃなかったの?(笑)
ワガママ言ったりカレを困らせたりする必要がないほどカレのほうがたまさんにラブラブだったんじゃないのぉ~smile
私はもちろん中高時代はバスケとHiromi Go一筋(笑)だったので、こんな青春時代はなかったさ。
今頃になってこんな映画ばっかり見てる私は、「ハルフウェイ」を観て、モエは絶対共学に入れる!と改めてココロに誓ったのでした(笑)

ところで、リョウヘイはだいぶ仕事に慣れたようだけど、私のほうがなんかお疲れ気味。でもまさやん聴いてがんばります。
ありがとうね!!!


投稿: タケちゃん→たまさん | 2009年4月 8日 (水) 19:28

「半径25メートル以内に近づくと、ひゅーッてなる」程の恋、してみたかったなあ。僕の場合、高校が男子校だったので、そういう切ない恋愛体験がありませんでした。

でも、恋したい気持ちが強ければ、きっかけはあったかも。例えば学園祭、逆ナンパされたい女子が大挙して訪れていたのです。ナンパしたければ、それなりにできていたのかもしれません。「付き合ってくれませんか」と誰かに言っていれば、僕の高校生活も一変していたのかな。

僕の娘の卒業した高校は、”男女併学”という変な高校で、男子も女子もいるのですが、男子部と女子部に分かれており(校舎が別々、通学ルートも別々)男女交際禁止の学校なのです。「ハルフウェイ」のヒロみたいな女の子を作らないのをモットーにしている(笑)学校なのですね。ですから娘は高校時代はカレシなしでした。大学に入ってからは、よく分からないですけど・・・(笑)

「ハルフウェイ」、岩井俊二がプロデュースしているのですね。岩井俊二は僕が大好きな映画監督です。監督作品は、「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」「PiCNiC」「undo」「Love Letter」「スワロウテイル(刺激的な内容が賛否両論でしたけどね)」「四月物語」「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス」「市川崑物語」とほとんど観ています。

ここのところ監督作品がなくどうしているのかと思っていましたが、「ハルフウェイ」もプロデュースという立場だと知り、あの「岩井ワールド」と言われた独特の繊細な心理描写がどう反映されているかが気がかりです。実際観てみないと分からないですね。観に行こうかな。タケちゃん、観に行く価値ある作品ですか?(っていうのも変ですね。観たいから観に行ったんですものね)

投稿: むろちゃん | 2009年4月12日 (日) 20:56

お久しぶり~。
「ハルフウェイ」私もすっごく観たいけど、近くでやってないのでDVD待ち・・・。だから感想聞けて嬉しい~。

北川悦吏子さんって、なにげない日常とか恋を題材にしてたりするけど、私たちが10代のときに感じたドキドキとか、ときめきとか切ない思いを、まるで今経験してるかのように鮮明に描くじゃない?
読んだり観たりするとさ、ほんとにその時の自分に戻る感覚になるよね。
彼女はきっと、自分がしてきた恋とか、素敵な思い出とか台詞を今も大切にもっているんだろうな~って思うと羨ましい。

私は結構忘れちゃってて、ふと日記を読み返したりして思い出す事が多い。だから、あんなに好きだったのに忘れちゃうんだなって、ちょっと切なくなったり・・・。
ヒロとシュウも20年くらい経って、別々になっていたとしても、あの時の自分達の恋が宝物になっていたら、それも素敵だなって思いました。

投稿: のんちゃん | 2009年4月12日 (日) 23:09

>むろちゃん

「半径25メートル以内に近づくと、ひゅーッてなる」程の恋。
私は今もそんな感じです(相手はもちろんまさやん・笑)←こんなシチュエーションほとんどないけど・・・
でも私も中高大と女子校だったので、高校のころにこんな想いをしてみたかったなぁ~。
女子校でも男の子と交際している子はいっぱいいたし、やっぱりそのころの自分はむろちゃんと同じで、そういうことにたいして興味がなかったんでしょうね。
学園祭なんてむろちゃんの学校だったらモテモテでしょーー?

モエが受験するかもしれない学校に”男女併学”のところがあります。どうでしょう?モエみたいなマセた子には男女交際禁止の学校のほうがいいかも?(笑)
高校で男女交際なくても、お嬢さんも今は彼氏いると思うし!(・・・と、むろちゃんをヤキモキさせてみる・笑)

しかしむろちゃんは映画好きなんですね~~~!!!
岩井俊二作品もいっぱい見てるんですね!
私は、岩井監督作品は2002年の「Jam Films」の中の「ARITA」という作品しか見たことがないのですが、ワケわかりませんでした(笑)
この「Jam Films」は、7人の監督の7本のショートムービーが一度に見られるもので、その中のひとつに篠原哲雄監督、我らが山崎まさよし主演の「けん玉」という映画があったのです♪

岩井監督のことはよくわからないのですが、「ハルフウェイ」は、まさに北川悦吏子さんワールドですよ!
恋する女の子の、普通の、よくある日常とその気持ちを描いたものです。
北川さんって、私と同年代だから、たぶん少女マンガの王道を行く男の子(口数は少なくて不器用だけど実は優しくて純粋)が好きなんだと思います!
むろちゃんも「胸キュン(死語?)」したかったらぜひ!(笑)でも、男の人にはわからないかもしれないな~~~。

投稿: タケちゃん→むろちゃん | 2009年4月13日 (月) 15:48

>のんちゃん

久しぶり!元気?新学期で忙しいでしょ?

「ハルフウェイ」いいよぉ~~
胸キュンなんだよ~~
私は、10代(う~ん、私は20代かな・笑)のときに感じたドキドキとか、ときめきとか切ない思い、今でも忘れたくないんだよね。
オトナになった今から見ればたいしたことじゃないかもしれないし、コドモだったな~~と思うことかもしれないけど、そのときのその気持ちは、すごく純粋で、何よりも大事なものだったと思うんだよね~。

私はのんちゃんが恋に悩んでいたときのこと、覚えてるよ!
いいなぁ~って思いながら聞いてたから(笑)
だって、その時代にしかできない恋愛ってあるじゃん?
私は今から恋愛することがあったとしても、こういう恋愛はできないんだろうな~って思ってたんだよ。

そうだね。ヒロとシュウも何年かたって別々になっていたとしても、あの時の自分達の恋は宝物になっていると思う。
それも素敵だよね。ウン、いいこと言うね!(笑)
あ~~恋っていいね~~~(byオバサン)


投稿: タケちゃん→のんちゃん | 2009年4月13日 (月) 15:59

「ハルフウェイ」の公式サイトで予告編のクリップを見ていたら、それだけで十分”胸キュン”になりました。いいなあ、青春の日々。僕の高校時代はドラマがなかったな。大学に入って、”シュバル”で活動し、初めて青春が始まった気がします。

ところで、「ハルフウェイ」について関心が湧いてきたので、ちょっとネット検索してみたら意外なことが出てきました。あくまで映画を知らない僕にとってのことなので、タケちゃんにしてみれば当たり前のことなのかもしれないけど、一応書いておきます。

1 監督・脚本の北川悦吏子は早稲田大学出身である。第一文学部東洋哲学科卒業。(東洋哲学って何を勉強していたのかな?)それで早稲田に対する愛着があるんだね。シュウの目指す大学は早稲田大学。映画の中の大学名で実名という設定は珍しい。ちなみに、ヒロの目指す大学は札幌福祉大学(架空)。

2 10代の恋愛模様をリアルに描くため、台詞の無い台本を役者に渡し、ほとんどのシーンが役者自身の言葉によるアドリブで撮影された。

3 「ハルフウェイ」という題名は、撮影中に北乃きいが「halfway(ハーフウェイ)」を間違えて「ハルフウェイ」と読んだことが由来である。きいの偏差値が計り知れる。

4 岡田将生は、クラーク記念国際高等学校東京キャンパス卒業。卒業後も現在は芸能活動と並行して都内の大学に在学中である。文武両道。立派!

5 岡田将生は、「ハルフウェイ」「ホノカアボーイ」に続いて「重力ピエロ」(5月23日公開予定)「僕の初恋をキミに捧ぐ」(秋公開予定)に出演する。今まさに”旬”のタレントである。

岡田君は男の僕から見ても(クリップだけだけど)カッコイイと思います。身長180cm、体重65kg。趣味は、バスケットボールとスノーボードと全く文句なし。これからに期待ですね。

投稿: むろちゃん | 2009年4月14日 (火) 21:13

>むろちゃん

わぁ、調べてくれてありがとうございます~!
北川さんは早稲田卒なのですか。だからシュウは早稲田を目指しているのかぁ~。
私も実名で大学の名前が出るのって珍しいと思ったんですよね。

「ハルフウェイ」という題名については、映画の中でヒロが間違えてそう読むシーンが出てくるのですが、そのときの二人の演技がすごく自然でよかったんですよ。
そのほかのシーンもアドリブが多かったとか。だから自然だったんだな。

たまさんによると、現在公開中の「ホノカアボーイ」も良いそうです!そっちも観に行きたい~。
「重力ピエロ」はたまさんが好きな加瀬亮クンの弟役で出演するのですが、実際の主役は彼というくらい大事な役なのです。絶対見ます!
むろちゃんも観てぜひいっしょに感想を語り合いましょう!

投稿: タケちゃん→むろちゃん | 2009年4月14日 (火) 21:49

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